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占術・鑑定

占いはなぜ当たるのか、当たるが指す4つの意味から考える

占いがなぜ当たるのかを、当たるという言葉が指す4つの意味に分けて整理しました。心理学からの説明と占術側の説明を並べ、自分で確かめる手順まで扱います。

占いがなぜ当たるのかという問いには、答える前に整理が要ります。当たったという言葉が、話す人によって別のことを指しているためです。4つに分けると、それぞれ違う説明が付きます。

当たるという言葉は、4つの別のことを指しています

鑑定を受けた人が「当たった」と言うとき、実際に起きたことは同じではありません。大きく4つに分かれます。

言っていない事実を言い当てられた

こちらから話していない過去の出来事や、相手の状況を指摘された、という体験です。「別れてから3か月経っていますね」「相手は年上ですね」といった形になります。

4つの中で、最も驚きが強い体験です。占いに対する印象を決めることが多い部分でもあります。

予測された出来事が実際に起きた

「秋ごろに動きがあります」と言われて、実際に秋に何かが起きた、という体験です。時間が経ってから振り返って判定するものになります。

自分の気持ちを言葉にされた

自分でもはっきり掴めていなかった感情を、言葉にして返された、という体験です。「本当は決めたくないと思っていますね」といった形になります。

事実の指摘とは違い、当たっているかどうかを判定するのは自分の内側になります。

助言のとおりにしたら状況が動いた

言われたとおりに連絡してみたら返事が来た、というように、行動につながって結果が変わった体験です。

この場合、当たったのは予測ではなく助言の有効性ということになります。

4つは、確かめ方が別々です

この4つを混ぜたまま「占いは当たるのか」を論じると、話が噛み合いません。確かめられる形が違うためです。

事実の指摘は、その場で正誤が分かります。予測は時間が経たないと判定できません。気持ちの言語化は本人にしか判定できず、助言の有効性は行動した結果でしか測れません。

自分が何をもって当たったと感じたのかを分けておくと、次にどこを見ればよいかが決まります。

事実を言い当てられる場合に起きていること

言っていないことを指摘される体験には、いくつかの説明が並立しています。どれか一つが正解というより、場面によって当てはまるものが違うと考えるほうが実際に合っています。

会話から情報が集まっています

短い通話でも、相談者は多くの情報を渡しています。声の調子、話す速さ、言いよどむ箇所、使う語彙、相談の切り出し方から読み取れるものがあります。

「彼」と言うか「元彼」と言うか、「うちの人」と言うかで、関係の形が絞られます。深夜にかけてきたという事実からも、状況の見当が付きます。

これは占い師が意図的に情報を引き出しているという話とは限りません。人の話を聞き慣れていれば自然に集まる情報です。

コールドリーディングという技法があります

事前の情報がない相手に対して、会話の反応を見ながら当たりを絞り込んでいく話術をコールドリーディングと呼びます。心理学や話術の分野で説明されてきた技法です。

幅のある言い方をして、相手の反応を見て絞る。外れた部分は流し、当たった部分を掘り下げる。こうした進め方を続けると、結果として当たったという印象が残ります。

この技法を使っているかどうかは、外からは判別しにくいものです。ただし、後述する記録を取れば、幅のある言い方がどれくらいの割合だったかは自分で確かめられます。

占術の側からの説明

占術の側では、生年月日や引いたカードから傾向を読んでいると説明されます。命術であれば暦の規則から、卜術であれば偶然に現れた形から読むという立場です。

この立場と心理学的な説明は、どちらかが他方を打ち消すものではありません。読み手が体系に沿って読んでいることと、会話から情報が集まることは同時に起こります。

予測が当たったかどうかは、判定が難しい

将来の出来事についての予測は、時間が経ってから照らし合わせることになります。ここで問題になるのが、判定できる形になっているかどうかです。

幅のある予測は判定できません

「近いうちに変化があります」という予測は、ほぼ外れません。近いうちがいつまでか、変化が何を指すかが決まっていないためです。

一方、「9月中に相手から連絡が来ます」は判定できます。期限と出来事が特定されているからです。

鑑定で予測を受け取ったら、期限と出来事が特定されているかを見てください。特定されていなければ、当たったかどうかを後から決められません。

特定してもらう聞き方

「いつごろですか」と聞くと幅のある答えが返りやすくなります。「今月中に動きがある可能性はどれくらいですか」と範囲を切って聞くと、答えの側も絞られます。

答えを絞らせることが目的ではありません。あとから自分で検証できる形にしておくと、その読み手を続けて使うかどうかの判断材料になります。

気持ちを言葉にされる場合

自分でも掴めていなかった感情を言い当てられる体験には、心理学から一つの説明が与えられています。バーナム効果と呼ばれるものです。

誰にでも当てはまる一般的な記述を、自分だけに向けられたものとして受け取る傾向を指します。1940年代から検証が重ねられてきた現象で、日本心理学会も一般向けの解説を公開しています。

「本当は人に頼りたいと思っているところがある」といった記述は、多くの人に当てはまります。それでも、自分の状況を思い浮かべながら聞けば、自分のことを言われたと感じます。

それでも役に立つ場合があります

バーナム効果が働いているとしても、その体験に意味がないとは限りません。自分の状態を言葉にする材料として機能することがあります。

一人で考えているときは、感情が形にならないまま留まります。他者から言葉を差し出されると、それに対して「そうかもしれない」「それは違う」と反応でき、その反応から自分の状態が分かることがあります。

この働きは、当たっているかどうかとは別の軸になります。当たっていなくても役に立つ場合があり、当たっていても役に立たない場合があります。

記憶の側にも偏りがあります

当たったかどうかの印象は、実際の割合とずれることがあります。人の記憶が、当たった話のほうを残しやすいためです。

自分の考えに合う情報を集めやすく、合わない情報を軽く扱う傾向は、確証バイアスとして知られています。占いに限らず、あらゆる判断で働きます。

10個言われて2個当たった場合でも、その2個が印象に残れば「よく当たった」という記憶になります。外れた8個は、そもそも覚えていないことが多くなります。

記録があると、割合が見えます

この偏りを避ける方法は、鑑定の直後に書いておくことです。言われた内容を、判定できる形のものだけ抜き出して控えます。

期限が来たら見返して、当たったか外れたかを付けます。数回分溜まれば、割合が見えてきます。印象ではなく記録で判断できるようになります。

肯定も否定もせずに扱う

ここまで挙げた説明は、占いが当たらないことの証明ではありません。同じく、占いが当たることの証明でもありません。

心理学的な説明が成り立つ場面があることと、占術の体系が何も読んでいないことは別の話です。両方が同時に起きている可能性を排除する材料は、どちらの側からも示されていません。

判断を保留したまま使うことはできます。当たるかどうかを決めずに、自分にとって役に立ったかどうかで見る形です。この見方であれば、検証を待たずに次の行動を決められます。

自分で確かめる3つの手順

占いがなぜ当たるのかを外側から論じるより、自分の場合にどうだったかを見るほうが実用的です。手順は3つで足ります。

一つめは、鑑定の直後に言われた内容を書くことです。時間が経つと、当たった部分だけが残ります。

二つめは、判定できる形のものに印を付けることです。期限と出来事が特定されているものだけが検証の対象になります。

三つめは、期限が来たら見返すことです。忘れる前提で、いつ見返すかも一緒に書いておいてください。

相談の手段によって、検証のしやすさが変わります

通話は記録が残りません。終わった直後に書かなければ、内容は薄れていきます。文字でやり取りする形式であれば、言われた内容がそのまま残ります。

検証を重ねたい場合は、この差が効いてきます。手段ごとの違いは条件でもまとめています。

サービス初回特典料金チャネル対応時間
電話占いウラナ10分無料初回10分無料(対象占い師の初指名)1分220円〜330円※条件あり。補足は詳細ページに記載通話料: 無料(ウラナが負担。1分以内の通話も無料)電話 / メール時間帯の指定あり
ココナラ電話占い3,000円初回3,000円分の無料クーポン1分100円〜※条件あり。補足は詳細ページに記載通話料: アプリ経由の通話は無料。電話番号での通話は1分20円参考値電話 / チャット / メール24時間参考値
電話占いポラルカ3,000円新規登録で3,000円分(3,000ポイント)1分180ポイント〜360ポイント※条件あり。補足は詳細ページに記載通話料: 無料(携帯・固定とも)電話時間帯の指定あり365日、朝9:00〜翌朝5:00

「参考値」は公式サイトでは確認できていません。複数の紹介記事で一致した内容を、公式で裏づけが取れるまでの参考として掲載しています。

料金・特典は各サービスの公式発表をもとに手動で確認した内容です。最新の条件は各公式サイトでご確認ください。

文字でのやり取りを中心にしたい場合はチャット占いおすすめにまとめています。

分けて見れば、次に何を見るかが決まります

占いがなぜ当たるのかという問いは、当たるが指す4つの意味に分けると扱いやすくなります。事実の指摘、予測の的中、気持ちの言語化、助言の有効性は、それぞれ確かめ方が違います。

会話から情報が集まること、誰にでも当てはまる記述を自分のことと受け取る傾向、当たった話のほうを覚えている偏りは、いずれも検証されてきた現象です。ただし、それらが占術の体系を否定するものではありません。

自分の場合にどうだったかは、記録を取れば分かります。鑑定の直後に書き、期限が来たら見返してください。判断の材料は、印象ではなく記録の側にあります。

よくある質問

占いはなぜ当たるのですか

当たるという言葉が指すものが4通りあり、それぞれ別の説明が付きます。事実の指摘には会話から集まる情報が、気持ちの言語化には誰にでも当てはまる記述を自分のことと受け取る傾向が関わるとされます。

言っていないことを当てられたのはなぜですか

声の調子や言葉の選び方から読み取れる情報があります。加えて、幅のある言い方から反応を見て絞り込む話術も知られています。占術の体系から読んでいるという説明と、どちらか一方に決まるわけではありません。

バーナム効果とは何ですか

誰にでも当てはまる一般的な記述を、自分だけに向けられたものとして受け取る傾向のことです。心理学の分野で長く検証されてきた現象で、占いの体験を説明する材料としてよく挙げられます。

当たったかどうかを自分で確かめられますか

期限と出来事が特定された予測であれば確かめられます。鑑定の直後に書いておき、期限が来たら見返してください。幅のある言い方は判定の対象になりません。

占いは信じないほうがよいのですか

信じるか信じないかを決めなくても使えます。当たるかどうかではなく、自分にとって役に立ったかどうかで見る形であれば、検証を待たずに次の行動を決められます。

この記事から確認できること