占い師の鑑定歴の意味は、年数の起点が決まっていない前提で読む
鑑定歴の年数には統一された起点がなく、数え始める時点が人によって違います。同じ年数でも中身が変わる理由、年数が示すものと示さないもの、通話で確かめられることをまとめました。
掲載欄に並ぶ「鑑定歴◯年」という数字は、比較しやすい形をしています。ただ、この年数には決まった数え方がありません。何をもって1年目とするかが人によって違うため、並べても同じ基準の比較にはなりません。
年数に、決まった起点はありません
まず、この数字がどう作られているかを見てください。
数え始める時点が人によって違います
占術を学び始めた年を起点にする人がいます。初めて人を見た年を起点にする人もいます。対価を受け取り始めた年、サービスに在籍した年を起点にする人もいます。
同じ経歴でも、どこを起点にするかで年数が大きく変わります。学び始めから数えれば長く、在籍から数えれば短くなります。
業界内でも統一されていません
数え方に決まりがないことは、鑑定を行う側でも共有されています。同業の間で鑑定歴を尋ね合うと、前提が揃っていないことに気づくという話が公開されています。
掲載欄の年数をどう書くかについても、書き方を指南する記事の中で扱われています。つまり、この数字は事実の記録というより、書き手が選んだ表現に近い性質を持っています。
同じ年数でも、中身が違います
起点が揃っていたとしても、その期間に何をしてきたかは人によって違います。
稼働の濃さ
週に1回だけ受けてきた10年と、毎日受けてきた3年では、扱った件数が逆転します。年数は期間を示すだけで、件数を示しません。
掲載欄に件数が出ている場合はそちらのほうが情報になります。ただし、件数の数え方もサービスごとに違う可能性があります。
扱ってきた相談の幅
同じ期間でも、特定の相談に集中してきた人と、幅広く受けてきた人がいます。どちらが良いという話ではなく、噛み合う相談が違います。
自分の相談が、その人が多く扱ってきた範囲に入るかどうか。ここは年数からは読めません。
対面と電話では経験が違います
対面で長く受けてきた人が、電話での鑑定を始めたばかりということがあります。逆もあります。
電話には、声だけで進めるという条件があります。表情や姿勢から読める部分が使えないため、進め方が変わります。年数が長くても、電話での経験がそれに比例するとは限りません。
年数が示すものと、示さないもの
整理すると、この数字から読めることは限られます。
示すもの
その期間、この仕事を続けてきたという事実です。続けられているということは、依頼が途切れなかったことを含みます。
また、相談の型に慣れている可能性があります。よくある相談に対して、どう進めるかの引き出しは増えていることが多いものです。
示さないもの
的中率、こちらとの相性、電話での進め方の巧拙。これらは年数と結び付きません。
年数が長い人ほど当たる、という関係を示す材料はありません。的中率という数字自体が、外から測れる形になっていません。
年数が短い場合の読み方
在籍して間もない場合、待機の時間帯が長いことがあります。つながりやすいという点では利点になります。
一方、こちらの相談が珍しい型だった場合、進め方に迷いが出る可能性はあります。ただ、これも人によります。
短いことを理由に外すと、候補が大きく減ります。年数を絞り込みの条件に入れず、確かめられる項目のほうで絞ってください。
通話で確かめられること
年数から読めない部分は、通話の最初の数分で分かります。
こちらが伝えた内容をそのまま受け取ってくれるか、話す速さが合うか、断定と幅のどちらで返すか。この3点は、年数とは別の軸です。
さらに、扱う占術を尋ねると、答えられる問いの形が分かります。「この相談だとどの占術で見ますか」という問いなら、最初の1分で確認できます。
相談先を選ぶとき、公式で確認できる項目から絞ります
サービス側が掲げる運営年数や実績も、同じ性質を持ちます。長く運営していることは事実として確かめられますが、いま在籍している人の質と直結するものではありません。
ウラシルベでは16サービスの公式サイトを確認し、料金・初回特典・在籍数・対応時間・支払方法の5項目について、公式で確認できたかどうかを記録しています。5項目すべてを公式サイトで確認できたサービスは2社にとどまり、在籍数を公式に出していないサービスは複数あります。
在籍数を公開していないサービスでは、規模の比較もできません。年数や規模より、料金の数え方や対応時間が公開されているかどうかのほうが、判断に使えます。
| サービス | 初回特典 | 料金 | チャネル | 対応時間 |
|---|---|---|---|---|
| 電話占いヴェルニ | 初回特典あり(金額は公式未確認) | 1分180円〜600円※条件あり。補足は詳細ページに記載通話料: 無料(フリーダイヤル)参考値 | 電話 / チャット / メール / 対面 | 24時間 |
| ココナラ電話占い | 3,000円初回3,000円分の無料クーポン | 1分100円〜※条件あり。補足は詳細ページに記載通話料: アプリ経由の通話は無料。電話番号での通話は1分20円参考値 | 電話 / チャット / メール | 24時間参考値 |
| 電話占いラフィネ | 10分無料初回最大10分無料 | 1分200円〜400円※条件あり。補足は詳細ページに記載通話料: 無料(携帯・スマホ・固定とも)参考値 | 電話 | 時間帯の指定あり参考値受付10:00〜翌5:00参考値 |
「参考値」は公式サイトでは確認できていません。複数の紹介記事で一致した内容を、公式で裏づけが取れるまでの参考として掲載しています。
料金・特典は各サービスの公式発表をもとに手動で確認した内容です。最新の条件は各公式サイトでご確認ください。
料金の考え方は電話占いの料金の仕組みにまとめています。
年数を尋ねてもよいか
通話の中で、どれくらい続けてきたかを尋ねることはできます。答えられる範囲で返ってきます。
ただ、この質問に通話の時間を使うかどうかは考えてください。料金は通話時間に応じて決まるため、相談の中身に使える時間が減ります。
尋ねるなら、年数そのものより「電話での鑑定はどれくらい受けてきましたか」のほうが情報になります。対面と電話では進め方が違うためです。
記録して次に生かす
何人か試す場合、掲載欄の年数と、実際に感じた噛み合い方を記録してください。何回か重ねると、自分にとって年数が判断材料になるかどうかが分かります。
年数が長い人と噛み合った経験が続くなら、それは自分にとっての傾向として使えます。ただ、それは一般的な法則ではなく、自分の記録から出た傾向です。
起点が揃わない数字として扱います
占い師の鑑定歴は、統一された起点を持たない数字です。学び始めた年、初めて人を見た年、在籍した年のどこを起点にするかで、同じ経歴でも年数が変わります。
同じ年数でも、稼働の濃さ、扱ってきた相談の幅、対面と電話の比率が違います。年数だけでは、これらのどれも読めません。
読めるのは、その期間続けてきたという事実までです。絞り込みには、待機の時間帯や料金といった確かめられる項目を使ってください。
よくある質問
占い師の鑑定歴は何を意味しますか
その期間この仕事を続けてきたという事実です。ただし数え始める起点に決まりがないため、同じ年数でも実際の経歴は人によって違います。
鑑定歴が長い占い師のほうが当たりますか
年数と的中を結び付ける材料はありません。的中率という数字自体が、外から測れる形になっていません。
鑑定歴が短い占い師は避けたほうがよいですか
短いことを理由に外すと候補が大きく減ります。年数ではなく、待機の時間帯や料金、扱う占術といった確かめられる項目で絞ってください。
対面の経験と電話の経験は同じですか
進め方が違います。電話では表情や姿勢から読める部分が使えないため、声だけで進める条件になります。年数が長くても電話の経験が比例するとは限りません。
通話中に鑑定歴を尋ねてもよいですか
尋ねられます。ただし料金は通話時間に応じて決まるため、相談の中身に使える時間が減ります。尋ねるなら「電話での鑑定はどれくらいか」のほうが情報になります。