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選び方

電話占いに資格は要るか、公的な制度と民間の認定を分けて見る

占いの鑑定に公的な資格制度はなく、掲げられている資格は民間団体の認定です。国家資格の枠組みとの違い、資格の記載を選ぶ材料にできるか、学ぶ側から見た位置づけをまとめました。

電話占いで鑑定を行うことについて、免許や登録を求める法令は置かれていません。掲げられている「資格」はすべて民間団体が発行したもので、公的な制度に基づくものではありません。この違いを知っておくと、記載の読み方が変わります。

公的な資格制度が置かれていない領域です

まず、国が関わる資格とはどういう仕組みかを押さえると、占いの位置づけが分かります。

国家資格という枠組み

厚生労働省の資料では、国家資格は法律に基づいて設けられ、規制の種類によって業務独占資格、名称独占資格、設置義務資格に分類されると説明されています。

業務独占資格は、有資格者以外が携わることを禁じられている業務を独占的に行える資格で、医師や弁護士が例として挙げられています。名称独占資格は、有資格者以外がその名称を使って業務を行えない資格で、保育士や社会福祉士が例に挙がっています。

こうした規制は、国民の生命、健康、財産を守ることにつながる業務について、国が一定の基準を定める必要があるものに置かれています。

占いはこの枠組みの外にあります

鑑定を行うことについて、免許や登録を求める法令はありません。そのため、経験や技量を外から確かめる公的な基準も存在しません。

これは占いに限った話ではなく、多くの相談業や助言業が同じ状態にあります。ただ、占いの場合は「資格」という言葉が使われる場面が多いため、公的な制度があるように見えやすい点に違いがあります。

民間の認定は、発行団体が基準を決めています

タロットや占星術の講座を提供する団体が、修了者に認定を出している例があります。こうした認定には、それぞれの団体が定めた基準があります。

団体ごとに基準が違うため、同じ名称の認定でも中身が同じとは限りません。難易度や学習時間の比較も、外からはできません。

資格の記載を、選ぶ材料にできるか

在籍している人の紹介に、認定や資格が並んでいることがあります。この記載をどう読むかを考えてみます。

発行元を確認する

記載されている認定の発行元がどこかは、名称から検索すれば分かる場合があります。団体のサイトで、どういう課程を経て認定されるかが公開されていることもあります。

公開されていれば、その団体がどういう基準を置いているかは確認できます。ただし、それが鑑定の質と結び付くかどうかは別の話です。

資格と鑑定の内容は別のものです

認定を受けていることは、その体系を学んだことを示します。実際の鑑定でどう進むか、こちらの相談と噛み合うかは、受けてみないと分かりません。

逆に、認定がない場合でも、長く続けている人はいます。資格の有無を選別の基準に置くと、判断材料としては弱いものに頼ることになります。

学ぶ側から見た場合

占いを学び、鑑定を行う側に回ることを考えている場合、資格の位置づけはまた違って見えます。

取得しても、在籍が保証されるわけではありません

各サービスがどういう条件で在籍を認めるかは、サービスごとに決めています。民間の認定を持っていることが条件になっているとは限りません。

条件は募集の要項として公開されている場合があります。実際に確認するのは、鑑定ではなく各サービスの案内です。

学ぶこと自体の意味

認定が在籍の条件にならないとしても、体系を学ぶこと自体には意味があります。占術は歴史のある体系で、独学では抜けが出やすい部分があります。

ただ、学習と資格は分けて考えられます。講座を受けることと、認定を取ることは別の判断です。

受ける側が確かめられること

資格が判断材料になりにくいとすると、何を見て選ぶかという問題が残ります。ここでは、外から確かめられるものを使います。

ウラシルベでは16サービスの公式サイトを確認し、料金・初回特典・在籍数・対応時間・支払方法の5項目について、公式で確認できたかどうかを記録しています。5項目すべてを公式サイトで確認できたサービスは2社にとどまり、在籍数を公式に出していないサービスは複数あります。

在籍している人の資格を比べるより、サービスがどこまで情報を公開しているかのほうが、外から検証できます。料金の体系が公式に示されているか、対応時間が明記されているか。こうした点は誰でも確認できます。

サービス初回特典料金チャネル対応時間
電話占いコメット5分無料初回5分無料(全占い師の初指名)1分200C〜400C※条件あり。補足は詳細ページに記載通話料: 利用者負担参考値電話時間帯の指定あり
ココナラ電話占い3,000円初回3,000円分の無料クーポン1分100円〜※条件あり。補足は詳細ページに記載通話料: アプリ経由の通話は無料。電話番号での通話は1分20円参考値電話 / チャット / メール24時間参考値
電話占いATLANTIS5分無料初回5分無料(全鑑定士)1分200円〜400円※条件あり。補足は詳細ページに記載通話料: 利用者負担参考値電話時間帯の指定あり

「参考値」は公式サイトでは確認できていません。複数の紹介記事で一致した内容を、公式で裏づけが取れるまでの参考として掲載しています。

料金・特典は各サービスの公式発表をもとに手動で確認した内容です。最新の条件は各公式サイトでご確認ください。

料金の考え方は電話占いの料金の仕組みにまとめています。

資格の記載が強調されている場合

紹介の中で、資格や認定が前面に出ている場合があります。この見せ方そのものに注意が要るわけではありませんが、読み方は決めておいてください。

国民生活センターは、無料のつもりで登録した占いサイトで、鑑定を名乗る相手とのやりとりが続き高額な支払いに至った相談事例を公表しています。2020年11月26日の発表では、全国の消費生活センター等に占いサイトやアプリに関する相談が年間1,000件以上寄せられていることが示されています。

肩書きや資格の記載は、相手を信頼する理由として働きます。ただ、その記載が外から検証できないなら、判断の重みも下げておくほうが安全です。

確かめられるものを優先する

料金の数え方、対応時間、支払い方法、退会の手順。これらは公式サイトで確認できます。確認できたものから順に判断の材料にしてください。

確認できないものは、判断の材料から外すか、重みを下げる。この扱い方を決めておくと、記載に引っ張られにくくなります。

鑑定の中で資格について尋ねる場合

通話の中で、どういう学び方をしてきたかを尋ねることはできます。答えられる範囲で返ってきます。

ただ、この質問に通話の時間を使うかどうかは考えてください。料金は通話時間に応じて決まるため、相談の中身に使える時間が減ります。

経歴を確認したいなら、通話の前にサービスの紹介ページで確認できる範囲を見ておくほうが、時間を使わずに済みます。

発行元と、確かめられる範囲を見ます

電話占いの鑑定には、取得を求められる公的な資格がありません。国家資格は法律に基づいて設けられる仕組みで、占いはその枠組みの外にあります。

掲げられている資格は民間団体の認定で、基準は団体ごとに違います。同じ名称でも中身が同じとは限らず、外から比較することもできません。

資格の記載より、サービスが公開している情報のほうが確かめられます。料金の体系、対応時間、支払い方法。ここから順に判断してください。

よくある質問

電話占いの占い師に資格は必要ですか

鑑定を行うことについて、免許や登録を求める法令はありません。掲げられている資格は民間団体が発行した認定です。

資格を持っている占い師のほうが当たりますか

資格は、その体系を学んだことを示すものです。実際の鑑定が自分の相談と噛み合うかどうかは、受けてみないと分かりません。資格の有無だけでは判断できません。

民間の資格はどう見ればよいですか

発行元の団体を確認してください。どういう課程を経て認定されるかが公開されている場合があります。ただし、団体ごとに基準が違うため比較はできません。

資格を取れば占い師として働けますか

在籍の条件はサービスごとに決められており、民間の認定が条件になっているとは限りません。各サービスの募集要項を直接確認してください。

資格が分からない場合、何を見て選べばよいですか

料金の体系、対応時間、支払い方法、退会の手順といった、公式サイトで確認できる項目です。確認できたものから順に判断の材料にしてください。

この記事から確認できること