占いのアドバイスを実行に移すなら、行動の単位まで分解する
占いで受けたアドバイスが実行されない理由を、抽象度と条件の欠落から整理しました。行動の単位まで分解する手順と、実行しないほうがよい助言の見分け方も扱います。
鑑定で助言をもらっても、そのまま日常に戻ってしまうことがあります。実行されないのは意志の問題というより、受け取った形が行動の単位になっていないためです。分解の仕方から見ていきます。
助言は、そのままでは行動になりません
鑑定で返ってくる助言は、方向を示す形になっていることが多くなります。「焦らずに待つ」「相手の立場を考える」「自分を大切にする」といった言い方です。
方向としては分かりますが、明日何をするかは含まれていません。行動に落とすには、こちらで分解する作業が残ります。
この作業が残っていることに気づかないと、分かったつもりで終わります。数日後には、何を言われたかも薄れています。
行動の単位まで下ろす3つの問い
受け取った助言を、次の3つの問いで分解してください。3つとも埋まれば、行動になります。
誰に対してか
「相手の立場を考える」であれば、対象は決まっています。ただ、「自分を大切にする」のように対象が自分の場合、何に対して働きかけるのかが曖昧になります。
対象を具体的にしてください。人であれば名前、場面であればどの場面かまで下ろします。
いつまでにか
期限がない行動は、先送りされます。「そのうち連絡する」は、いつまでも連絡しないのと同じ結果になります。
日付を1つ決めてください。「今週の金曜まで」のように、カレンダーに書ける形にします。
何をするか
動詞まで下ろします。「連絡する」ではなく「メッセージを1通送る」、「距離を置く」ではなく「1週間こちらから連絡しない」という形です。
やったかやっていないかが後から判定できる形になっていれば、分解は終わっています。
分解した例
「焦らずに待つ」という助言であれば、「今月末までこちらから連絡しない」に下ろせます。期限が来たら、守れたかどうかが分かります。
「相手の立場を考える」であれば、「相手の状況を3つ書き出す」に下ろせます。書いたかどうかで判定できます。
通話中に分解してもらう聞き方
自分で分解するより、通話中に聞いてしまうほうが早いことがあります。助言を受け取ったら、その場で確認してください。
「具体的には何をすればよいですか」と聞くと、行動の内容が出てきます。「いつまでにやるとよいですか」と続けると、期限も付きます。
分解を頼むこと自体は、鑑定の妨げになりません。むしろ、助言を使うつもりがあることが伝わります。
実行されない3つの理由
分解しても動けない場合、別の理由があります。
理由1: 行動の量が大きすぎる
分解した結果が「相手と話し合う」のような大きな単位だと、着手しにくくなります。着手できる最小の単位まで下げてください。
「話し合う」の前に、「話す時間を決める連絡を1通送る」があります。ここまで下げると、5分で終わります。
理由2: やりたくない行動になっている
分解した行動が、自分の望みと逆を向いている場合があります。連絡を控えるよう言われたが、本当は連絡したいという状態です。
この場合、実行されないのは自然です。無理に従うより、なぜ逆を向いているのかを見るほうが材料になります。次の相談で、その葛藤自体を持ち込む形もあります。
理由3: 前提が変わっている
助言をもらってから状況が動いていると、その助言が当てはまらなくなります。前提が変われば、行動も変わります。
実行できないまま時間が経った場合、まず前提を確認してください。まだ当てはまるかどうかで、扱いが変わります。
実行しないほうがよい助言もあります
すべての助言を実行する必要はありません。次の3つに当たる場合は、立ち止まってください。
費用が伴うもの
追加の鑑定、祈祷、物品の購入を伴う助言については、その場で決めないでください。金額と内容を確認し、通話が終わってから判断する形にします。
金銭の判断を通話中に迫られる形になっている場合、それ自体が確認しておく点になります。
生活の予定を変えるもの
仕事の予定、家族との約束、医療機関の受診を変える助言については、実行する前に線を引いてください。
これらを変えないと決めておけば、通話中に判断しなくて済みます。
他人に影響するもの
相手に何かを伝える、関係を動かすといった助言は、実行すると戻せません。実行する前に一晩置いてください。
翌日も同じ判断であれば進めて構いません。その日のうちに動く必要がある助言は、多くありません。
実行したかどうかを記録する
分解した行動を、期限とともに書いておいてください。期限が来たら、実行したかどうかを付けます。
実行して状況が動いた場合、助言が働いたことになります。実行しても動かなかった場合、助言の側を見直す材料になります。
実行しなかった場合は、なぜしなかったかを書いてください。量が大きすぎたのか、やりたくなかったのか、前提が変わったのか。次の相談の設計に使えます。
助言が返ってこない場合
鑑定が見立ての説明だけで終わり、行動の話が出ないことがあります。この場合、こちらから聞けます。
「この状況で、私にできることはありますか」と尋ねる形です。行動の話が返ってこない場合、その読み手は見立てを主にしているということになります。
見立てだけを求めているなら、それで足ります。行動まで欲しい場合は、そう伝えるか、別の読み手を選ぶ判断になります。
次の相談で報告する
実行した結果を、次の相談で伝えると話が進みます。「前回言われたことをやってみて、こうなりました」から始められます。
前回からの変化を起点にできるため、状況の説明に使う時間が短く済みます。同じ読み手に続けて相談する利点は、この積み重ねにあります。
行動まで聞ける枠を取る
見立てを聞いて、行動まで分解してもらうには、時間が要ります。短い枠では、見立ての説明で終わることがあります。
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分解が終われば、実行は短い作業です
占いのアドバイスが実行されないのは、受け取った形が行動の単位になっていないためです。誰に対して、いつまでに、何をするかの3つが埋まれば、行動になります。
分解は通話中に頼めます。「具体的には何をすればよいですか」「いつまでにやるとよいですか」と聞けば、その場で下ろしてもらえます。
費用が伴うもの、生活の予定を変えるもの、他人に影響するものについては、実行する前に一晩置いてください。翌日も同じ判断であれば進めて構いません。
よくある質問
占いのアドバイスを実行できません
受け取った形が行動の単位になっていない可能性があります。誰に対して、いつまでに、何をするかの3つに分解してみてください。
アドバイスが抽象的で何をすればよいか分かりません
通話中に「具体的には何をすればよいですか」と聞いてください。その場で分解してもらえます。分解を頼むことは鑑定の妨げになりません。
言われたことをやりたくない場合はどうすればよいですか
無理に従う必要はありません。なぜ逆を向いているのかを見るほうが材料になります。次の相談で、その葛藤自体を持ち込む形もあります。
追加の費用がかかる助言を受けました
その場で決めないでください。金額と内容を確認し、通話が終わってから判断してください。通話中に金銭の判断を迫られる形自体が、確認しておく点になります。
実行した結果はどう扱えばよいですか
実行したかどうかと、状況が動いたかどうかを記録してください。次の相談で、前回からの変化として伝えると話が早く進みます。
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